パッケージデザインで「手に取ってもらう」ための3つの工夫

2025.04.23

【Simpleの伝わるデザイン講座 vol.2】

パッケージデザインで「手に取ってもらう」ための3つの工夫


はじめに

どれだけ中身に自信があっても、お客様に「手に取ってもらえなければ」その魅力は伝わりません。
とくに店頭やネットショップでは、パッケージが第一印象のすべてです。

この記事では、小規模事業者や個人ブランドの商品が選ばれるために意識したい、

“伝わるパッケージ”を作るための3つの工夫をご紹介します。


1. 「誰のための商品か」をパッと伝える

パッケージで大切なのは、“この商品が誰に向けたものか”がひと目で分かること

  • ターゲットが30代女性なら → 柔らかく上品なトーン

  • 子ども向けなら → カラフルで楽しい印象

  • 健康志向なら → ナチュラルでシンプル

お客様は「自分に合いそう!」と直感的に感じたときに手が伸びるものです。
だからこそ、最初の1秒で“あなたのための商品です”と伝える工夫が大切です。


2.「パッと見で伝わる」情報設計にする

意外と多いのが、文字が多すぎる/小さすぎる/まとまりがないというパターン。
とくにスーパーや道の駅などでは、お客様は“ゆっくり読んでくれない”前提で設計する必要があります。

  • 商品名 → 一番大きく・読みやすく

  • サブコピー → 特徴やこだわりを簡潔に

  • 説明文 → 必要最低限+余白を意識

デザインの“見せ方”ひとつで、情報の届き方がまるで変わります。


3. 写真映え・SNS映えを意識する

今やパッケージは「売るツール」だけでなく「拡散されるツール」でもあります。
SNSで投稿されたとき、「かわいい!」「おしゃれ!」と思われるデザインは、自然と宣伝されていく力を持ちます。

  • 撮りたくなる背景色や形

  • 並べても映える整列感

  • 手に持ったときの“サイズ感・質感”

たとえば、御社で制作されたシンプルで温かみのあるラベルなどは、撮りたくなる・贈りたくなる要素がたっぷりです。


まとめ:「商品が主役、デザインは語り手」

パッケージは“飾り”ではなく、“無言の営業マン”。
商品に込めた想いや良さを、しっかりお客様に伝えるために——

  • ターゲットに刺さる印象

  • 情報の伝え方

  • SNS時代を意識したビジュアル

この3つを意識して、あなたの商品の価値を「伝わるカタチ」にしていきましょう。


おわりに:パッケージに関するご相談、承ります

「商品はあるけど、パッケージがまだ…」
「今のラベル、ちゃんと伝わってるのかな…?」

そんなときは、ぜひお気軽にご相談ください。
Simpleでは、商品の価値やお客様の想いをヒアリングした上で、

“売れる”だけでなく、“伝わる”パッケージデザインをご提案しています。

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