シンプル映画劇場 vol.4「ザ・プレデター」

2018.09.18

映画は人生です!火曜日は松原です。
今回ご紹介するのは、先週金曜日から公開されました「ザ・プレデター」です。

「プレデター」と言えば、ご存知の方もいらっしゃると思いますが
今から約30年前に公開された、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画で
南米のジャングルを舞台にした、高度な技術を持つ異星人に襲われるという内容なんですが
姿が見えないし、人間より身体能力が優れているし、屈強な兵士が簡単に襲われるし
かなりのインパクトを残した映画で、その後、続編は製作されるも・・・

あまりヒットせず(僕は大好きですよ!特に第2作目は!)
あのエイリアンと共演するも、こちらも、そんなにヒットせず(僕は大好きですよ!何度も言いますが!)

そんな感じで元気のない「プレデター」なんですが、今回待望の新作が公開されました!

で、監督がシェーン・ブラックっていう人なんですが、この方なんと第1作の「プレデター」に出演していた方で、
一番最初に「プレデター」に襲われるというある意味おいしい役どころで出演してました。
最近になって「アイアンマン3」の監督をしたり、「ナイスガイズ」というアクション・コメディー映画の監督をしたり、
非常に評価の高い作品を監督していたので、かなり期待して観にいったんですが・・・

結果、がっかりしました。

そんな訳で 以下、文句です!

画面が暗い!
めちゃくちゃ、編集が荒い。
シーン事に、ん?あれ?いつのまに?のオンパレード!
色々面白い設定やアイテムがあったのに活かしきれてない。
主人公のインパクトが弱い!
突然始まる無駄に長いコメディシーン などなど・・・

今回のプレデターは、SFスプラッターアクションコメディになっておりまして(ちなみにR15です)
80年代風な作りを目指したらしいのですが、「プレデター」でやってはダメですね。
過度な、スプラッター表現やコメディは必要ないですね。
やっぱ、プレデターは骨太なストーリーが合います!

しかし、なんでこんな感じになっちゃたのかなぁ〜
あくまで、予想なんですが、そもそも脚本がキチンと練られてないような・・・
ほぼ見切り発車で製作したのでは?

そして、この手の映画では珍しく子どもがメインで出てくるんですね。
その子がプレデターとどう絡んでくるのかが今回の見所だと思うんですよ。
なのに、「その程度かい!」っていう扱いです。
結構、ドキドキする展開があったんですが、あっさり終わらせたりして
なんかもったいないなぁ〜って感じでした。

もったいないついでに言うと、その子役の男の子なんですが、近年大注目の子役でして
その子の演技力にも期待していたのですが、この扱いでは発揮できないですね。

ほんともったいない事をしている映画でした!!

シリーズ中、ダントツ最低!
今年観た中でもワースト1です!
iMAX3Dで観なくてよかった〜

さ〜て次回の映画は、
「B級映画ばっかりだと人間性が疑われそうなので、そろそろ普通の映画を!」
新作ではありませんが、万人にオススメできる良質な映画です!

最後に、僕もバイクの免許取りたーい!

(乗るならこのバイク!)

では、また来週〜